在宅での栄養点滴というものがあるらしい
診察日の結果は、やはりあまりよくなくて…CRP、血沈、白血球数すべて少し悪化。レントゲンは変わらず。パルスオキシメーターの値も少し悪化。
今度こそは、在宅酸素かモルヒネか?と思っていたら、先生から太るための点滴をすすめられました。
たしか一年前にも点滴のための入院をすすめられましたが、なんとかせずにもちこたえました。さて、今回こそはまた入院か…と思っていたら、二週間程度入院して、その後自宅で栄養点滴という方法があると教えてくれました。
鎖骨あたりの血管に管を通して栄養液を入れますが、その濃度がはじめからあまり濃いと、血管や肝臓などに負担がかかるため、適切な濃度をを決めるために二週間程度の入院が必要なんだだそうです。
その後は自宅で栄養点滴ができます。ヘルパーさんが家にきてやり方を指導してくれるんだそうです。そんな方法があるとは驚きました。
さて、どうしたものやら。一般的には、栄養点滴はもっと重篤な病状の方で口から食事ができない方向けのようです。私はまったく食べられないわけではありません。なんとか一日1000~1100キロカロリー程度は食べているのです。それでぎりぎり現状維持、暑いと少しやせていく。
費用もかなりかかるようで、漢方薬と両方は無理。まあ、ヘルパーさんが家まできてくれるようなサービスだからしかたないと思います。
保険にはいっているので、もしかしたら在宅よりも入院してしまったほうが経済的かもしれないとか、いろいろ考えているうちにわけがわからなくなってきました。
まあ、すぐに決めるような話ではないので、ゆっくり考えますが…あーあ、ため息しかでません。
明日は呼吸器科の診察日
明日は呼吸器科の診察日です。
台風前後は呼吸が苦しかったし、血痰も出たし、あまりいい感じではありません。今回は、しばらくぶりに喀痰検査があるので、痰を採取してからいかないと。まあ、いつもたくさん出るので、痰が出なくて採取できない心配はありませんが。
今度こそは、在宅酸素を強くすすめられるのか、モルヒネかそれに近い薬をすすめられるのか。まったくわからないので、ひたすら不安です。
漢方薬も効いているような、いないような。
暑さがまだつづいているのがこたえてもいます。いつも10月に体調悪化するのは、夏の疲れがとれないまま、秋に突入するからって気がします。
年年歳歳、季節が過激になってきているけれど、どうしようもありません。ああ、困った、困った。
はてなブログのヘッダーメニューが表示されない問題が、なぜか問題解決
以前、はてなブログのヘッダーメニューが表示されないというトラブルについてブログを書きました。
いつもそのメニューから記事を書いていたので、ないととても不便です。 仕方がないので、ブラウザをエッジにして書いていましたが、今日、なんとなくグーグルクロームでログインしてみたら、ヘッダーメニューが表示されていました。
なぜか問題解決!よかったといえばよかったけど、自分の努力や理解と関係なくの問題解決なので、ちょっと複雑な気持ちです。
大昔、マックユーザーだったころ、すこしは程度はパソコンについて理解しているつもりでした。コントロールパネルをよく開いたりしていたし、OSの再インストールとかもなんとかやっていました。その後、マックをwindowsに乗り換えたあたりから、だんだんパソコンがわからなくなってきました。
さらに、windowsがXPのケアをやめると宣言し、しかたなくwindows8に買い替えてからはさっぱりわからなくなりました。この買い替えの際、使っていたスキャナーやらプリンターやらも使えなくなり、photoshopも自己流で少しは使えていたのに、この買い替えのときにバージョンがあわなくなってしまい、もうあまり使わなくなっていたのでもう買わないことにして…
そんなこんなで、私はパソコンがわからなくなりました。
そうするうちに、世間はタブレットをへてスマホの時代になりましたけど、私はスマホをあまり使いこなせず、つまりこの方面ですっかり遅れた人になってしまいました。
だから、「自分の努力や理解と関係なく」問題が発生したり、解決したりすることが増えるようになってしまって、なんだか悲しい。
世の中も変わったし、私も老化したし、痩せすぎで脳に血がいってない気もするし、しかたがないのかもしれないけど…
だけど、もうちょっとがんばれ、そらりす。
屈折した語り口がおもしろい
苦しめの呼吸がつづく日々。もうこれは、在宅酸素が必要な状態なんでしょうか。それともモルヒネ?
なんとか気をまぎらわせないと。横になっているぶんにはなぜか楽なので、読書三昧です。
パトリック・ニートの「シティ・オブ・タイニイ・ライツ」読み終わりました。
物語は、しがない探偵のもとに個性的なな娼婦が依頼にやってくる、というコテコテのハードボイルドテイストではじまりますが、探偵がパキスタン系移民というのがミソです。舞台はロンドン。
パキスタンのことってあまり知りません。
たしかインドの左側だったよな、というところからはじまって、イスラム教の国で、たしかヒンズーのインドと仲が悪かったような。ガンダーラ美術とかもたぶんパキスタン。同時多発テロのときにアルカイダが逃げ込んで、アメリカに引き渡しをせまられたときの苦渋にみちた表情が印象的だった、あれがパキスタンのムシャラク大統領だったような…なんとかこの程度の知識は思いだせましたが…
それほど大した知識はない私。現代版ハードボイルド探偵を思い描くにあたって、パキスタン系というのはイメージになくて、ちょっと苦労しました。
結局、今までエンタメを読むにあたっては、アメリカの映画やドラマ、小説のパターンに乗って読んでいたのね、ということがよーくわかりました。
主人公は壮絶な戦争体験をもっています。アメリカ的パターンいけば、「中東帰り」「特殊部隊出身」というところですが、そのへんが複雑というか屈折してるというか…
すでに移民としてイギリスにいたのに、ソヴィエトのアフガニスタン侵攻から同じイスラム教徒側を守るために、アフガニスタンの隣国パキスタン人としてのアイデンティティでもって、わざわざ志願兵になりに行くというのは、かなり屈折したキャラじゃないでしょうか。
この屈折ぶりは、妻の死の痛手を絵を描くことでまぎらわす、変わり者の父親のキャラにもあらわれています。
これだけわからないことが多い小説がなぜか楽しく読めてしまうのは、その屈折ゆえの語り口なのかもしれません。よくわかんないけど、好きだなあ、この作家。
程度の認識だったので、
くだらないことを考えると気がまぎれる
台風前後は呼吸がさらに苦しめです。
なんというのか、陸で死なない程度に軽くおぼれているような状態。空気におぼれるとでもいえばいいんでしょうか。
進化の過程でうっかり陸に上がった魚類の中にはこんな感じのヤツもいたんじゃないか?両生類になろうとしてなりそこなって、もはやエラは退化してしまったくせに、こんなことならいっそ水の中にもどりたいと思ってたようなヤツが。
こんなに苦しいのにくだらないことを考えてしまうのはクセだから治りません。
しかも、このままの状態でゴハンを食べなきゃいけないときています。おぼれながらものを食べるのはしんどいです。しかも、食べると体温が上がって苦しさがさらにアップ。
もういっそ蛇みたいだったらこんなに苦しまずにすむのにな。
蛇って大きなエサを丸呑みにしながら平気で呼吸ができてしまいます。それは、呼吸のための気道と食事のための食道がまったく別だから。
でも悲しいことに、人間は気道と食道が交差しているんです。だから、私は痰で気道が狭くなった状態でそこに食べ物を通過させなきゃなりません。バイパスでもつくれないものでしょうか。
でも、バイパスなんか作れない。だから、私は苦しいままだし、正月に餅を喉詰まらせて死んでしまう人間がなくなることもなく…あーあ。
こんな風にくだらないことを考えていると、少しは気がまぎれてなんとかゴハンがいただけます。
食べてないときも気をまぎらわすために、映画を見たり、本を読んだりしています。
今読んでいるのは、「シティ・オブ・タイニイ・ライツ」。イギリスのパキスタン系作家による探偵小説で、これがけっこうおもしろい。
登場人物の人種・民族・出身地のまあ多様だこと。多民族化はイギリスではほんとにすすんでいるんだなと思いました。
多様な属性をもった人物が出てくるので、老化で物忘れのはじまったアタマには多少つらいこともあります。しかもニックネームがその人物とは真逆だったりして。例えば、
- 「スイス」アフリカ系なのに、便通があまりにも規則正しいことから「スイス」と呼ばれる。スイスなんとかという有名な便秘薬があるからだそうです。
- 「ビッグジョン」ポーランド人でとても小柄なおじさん。
- 「アイリッシュ」コテコテのジャマイカ人なのに、名前がパトリックだからそう呼ばれる。
こんな調子です。しばらくストーリーがすすんで、「ビッグジョン」とか出てきても、ニックネームにイメージを頼りに思い出すことはできません。
アイロニー好きの文化なんだろうなあ。「ビッグ」っていうからにはチビなんだろうなという感性をもってよめば、まあクリアできそうですけど。
Amazonで日付や時間指定できないものが増えた
昨日はがんばって美容院にいって疲れてしまいました。そのせいか、今日また血痰が出てしまいました。しかたがないのでそーっと家事をしてました。
Amazonで注文しておいた栄養ゼリーが今日あたりに届く予定だったのでちょうどよかったのですが。
ところで、なぜ「今日」ではなくて「今日あたり」なのか?
最近prime対象商品であっても、時間指定や日付指定ができないものが増えました。こうしてAmazonはサービスを落としていくのかな?でも、それでいいのかもしれません。今まで過剰サービスだったんだし。
ネット通販って便利すぎるのかもしれません。その影響として、
ネット通販の影響で扱う荷物が激増
→過酷すぎる労働条件を改善するためにクロネコヤマト労働者の賃金を上げる
→同じ運転・荷物運びの仕事である引っ越し業から労働者がクロネコヤマトに流れる
→引っ越し会社の人手が不足
→引っ越ししたくともできない引っ越し難民発生
このへんまでは知っていたけれど、最近クロネコヤマトが赤字というニュースを見ました。賃金を上げるために料金を上げたところ、一般消費者ではなく大口の取引先が離れ、とくにAmazonは自前の配送サービスをはじめたとか。
そういえば、ここ何件か、ヤマトでも佐川でもない宅配業者がうちにもきたたけど、あれがAmazonの自前の業者か…
これって、Amazonは最初からそのつもりだったんでしょうか。日本の物流業者にムリ言うだけいって痛めつけて、値上げしたらバイバイして自前の業者をたちあげる。その業者のサービスはクロネコヤマトほどではないけれど、一度Amazonで買う習慣がついた人間はAmazonで買い続ける、特にprime会員は。
実際、日本の宅配業者は料金のわりに優秀すぎたと思います。消費者はそれを当たり前だと思ってきたけど、当たり前じゃないよね。
便利に暮らせるのはいいけど、別に他人をこきつかいたいわけじゃない、不幸にしたいわけじゃない。
いいバランスであってくれよ、と思います。無力なオバサンの願いにすぎないけれど。
ハクビシンに注意!という張り紙が近所に
町内の掲示板をふと見たら「ハクビシンに注意してください!」という張り紙がありました。
散歩中の犬がハクビシンに噛まれるという事件があったので、犬を散歩させる方は特に注意。家の屋根裏に巣を作ることもあるのでそれも注意だそうです。
お願い、もうやめて。今の私はハチだけでせいいっぱいなんだよ。ハチ問題はまだ解決したとはいえず、どこから部屋にはいってくるのか確定できない状態で、ときどきハエタタキでで退治をつづけている状態です。
この上、ハクビシンにまで出られたら、どうすればいいんでしょうか。大家さんなり業者なりに連絡してなんとかしてもらうにしても、しばらくはハクビシンとのにらみあいを経験しなきゃならなくなります。
気力・体力ともにもつかどうか自信がありません。まあ、もたなくたって、その場になったらなんとかするしかないけれども。
そういえば十数年前、この近所でタヌキらしきものを見かけたことがあったっけ。まだ私が非結核性抗酸菌症を患う前、猫にしてはちといたょっと大きく、犬にしてはシルエットがちょっと違う生き物が大きなしっぽをゆらして夕闇に消えていったことがありました。
タヌキがいるなら、ハクビシンもいるかもな。
頭の片隅でみょうに冷静な声がするけれど、その冷静な声に従えば、温暖化に従ってなんだって出てきそうです。イノシシだってクマだって出てくる。
子供のころは、ディズニーの白雪姫のアニメを見て、心やさしいお姫様の肩をリスやウサギなど森の動物たちが駆け回る姿にあこがれたんだけどなあ。現実はきびしくもえげつなく、オバサンになった私はハエタタキでハチと戦いつつ、ハクビシンにおびえているのでした。
ハクビシンが出てもなんとかうろたえないように、30キロを割り込んだ体重をまずなんとかしたいです。