非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

泣ける映画はCRPを下げるか?その2

CRP 4代は続かず、CRP5~6くらいが続いたので、次の検査にむけて、だめもとでまた泣ける映画を観ることにしました。今度は邦画。

 

タイトルは「イキガミ

 

設定は近未来の日本。過度に中央集権的な政府が施行する「イキガミ」という異常な制度のもとで、苦しむ若者たちが描かれる。オムニバス形式で、原作は漫画らしい。とんがった設定の中で繰り広げられるのは、くさいくらいの人間ドラマ。

 

これは、山田孝之に泣かされました。山田孝之の映画といっていいんじゃないでしょうか。

 

さて、問題のCRPはどうなったかというと前回5.99から4.47へ。下がってる!

 

調子に乗った私はたてつづけに泣ける映画を観ることに。

 

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

グリーンマイル

半落ち

最強のふたり

八日目の蝉

ニューシネマパラダイス

パーフェクトワールド

グラン・トリノ

私の中のあなた

 

アニメも観た。

あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない

 

かなり泣いた。勇んで次の診察日にのぞみました。

 

結果はCRP6.25

 

ええっ、上がってるじゃないの。だめか。単なる偶然だったのか。

悲しいです。期待したのに…

 

ただ、よかったこともある。傑作ぞろいでした。CRPを下げようという不純な動機でなきゃ観なかった映画ばかり。特に「私の中のあなた」は観なかったと思う。非常に考えさせられる、それでいて映像の力というものを思い知らされる映画でした。

 

私の中のあなた (字幕版)

2009