非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

入院初日

主治医の先生は、「エサンプトールをすぐにやめてよかった、救急外来の対応がまちがっていて申し訳ない」とあやまってくれました。

 

私は早くやめられたほうだそうです。症状についてあまり言わないおじいちゃんで、失明寸前までいったケースもあるらしい。

 

視力障害が治っていない私としては、そんな話を聞かされてもちょっとフクザツな気分だったけど…

 

この先生は正直な人ではあるんですよ。正直すぎて、お医者様にすがりたいタイプの患者を絶望させてる可能性もあるかもしれないけど。

 

夫とふたりでストレプトマイシンの説明を受けました。この注射薬には難聴という有名な副作用があります。エサンプトールで副作用を出したばかりの私だから、先生は慎重に体重を考慮して投薬量を決めます。このとき体重32キログラム。いまよりマシだけど。

 

注射は一日おき。発注しなければ病院に在庫のない薬らしい。その関係で、注射は今日ではなく明日から。たしかに、結核病棟のある病院でもない限り、在庫はおかないかもしれません。

 

同室の方にあいさつし、夫は帰り、荷物をかたずけるとほかにやることもない。ベッドに横になると気が抜けたのか、すぐ眠ってしまいました。