非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

苦しい咳が出ても痰が出ない

ときどき、こみ上げるような苦しい咳が出ます。まるで発作のように体を折り曲げてしまう苦しい咳ですが、そのときに痰が出ることってなぜか無いのが不思議です。

 

あれ?咳って、痰を出すためのものじゃなかったっけ?

 

何年も前の治療では、聴診器はあてない、痰というものに無関心な医師だったことがあり、私自身も職場で咳を出したくない思いから、咳止めを希望して、リン酸コデインを飲んでいました。

 

でも、今は咳は痰を出すためのの大切な働きであることを理解しています。なにより退職して家にいるのだし、それほど頻繁には出ない咳を無理に止める必要もなくなりました。だから、咳止めも飲んでいません。

 

のびのび咳をしている状況なのに、その割には、咳の後のタイミングで痰が出ることってほとんどない…なぜ?

 

水分の取り方がまだ足りないのかなあ…わからない…

 

読書のほうは、コーマック・マッカーシーの「すべての美しい馬」を読了。コーマック・マッカーシーは、コーエン兄弟監督の映画「ノーカントリー」の原作を書いた作家です。

 

1940年代の、もうハイウェイを車がとばしている世の中で、生まれ育った牧場にいられなくなって、馬でメキシコに渡る16歳の少年の物語です。風景描写がとても美しい小説でした。