非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

バスなしの生活は考えられなくなりつつあるけれど

明日、あさってと台風が直撃するらしいので、二日分の買い物をしました。重い。重いよ、荷物が。

 

いつもは歩くという目的があるから、せめて行きだけは歩くことにしているのですが、今回はしんどいので、行きも帰りもバスに乗りました。もう、バスなしの生活は考えられません。

 

家に帰ってへばりながらネットを見ると、路線バスの事故のニュースが出ていました。運転手たちは、「いつかこんなことが起きるんじゃないか」といいあっていたということです。長時間労働で給料も安い、睡眠時間も足りない。長時間労働が危険なのはわかっていても、給料が安いから残業して稼ぐしかない状態がつづいている。起こるべくして起きた事故だと。

 

労働が過酷だから人が辞めてしまう。人手不足だから新人もなかなか来ないし、来てもいつかない。結果として今いる人間のスケジュールにしわよせが来る…その繰り返し。

 

以前、別のニュースで、「都心の路線バスのダイヤが削られる」という話題をやっていました。需要はあるのに、ダイヤが削られる理由は、今回とほぼ同じでした。

 

まずいんじゃないかな、こんな世の中。高齢者に運転免許を返納してもらえば、バスの需要はますます増えるというのに。

 

そのうち、近所のバスのダイヤが削られたり、運転手の健康状態が悪すぎて事故を起こしたりする可能性も出てきたな…

 

働く人にこうまで犠牲を強いる公共交通に乗っていいんだろうか、でも今のところ乗るしかないしな。バスなしの生活が考えられなくなりつつある私には、かなり深刻な問題ではあります。