非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

非結核性抗酸菌症を免疫面から考える

感染と抗菌薬 Vol.21 No.1 2018: 特集:診療科別 プロが示す『抗菌薬適正使用』の理論と実践 作者: 渡辺彰,斧康雄,永井英明 出版社/メーカー: ヴァンメディカル 発売日: 2018/03/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ひきつづき、この雑誌を読ん…

中年太りには意味がある

感染と抗菌薬 Vol.21 No.1 2018: 特集:診療科別 プロが示す『抗菌薬適正使用』の理論と実践 作者: 渡辺彰,斧康雄,永井英明 出版社/メーカー: ヴァンメディカル 発売日: 2018/03/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ひきつづき、この雑誌からの…

ベッキーで思い出す、入院で同室だったおばさんのこと

ベッキーが結婚だそうで、ニュースでよく姿を見かけます。ベッキーを見ると入院中同室だったおばさんのことが思い出されます。 ベッキーの不倫騒動が話題だった三年前、私はストレプトマイシンの注射治療のために入院していました。話題だったとは書いたけれ…

リファンピシンがクラリスロマイシンの効果をじゃまをする

さっそく読んでみました。わかるところから、ぼちぼち書いていきます。 感染と抗菌薬 Vol.21 No.1 2018: 特集:診療科別 プロが示す『抗菌薬適正使用』の理論と実践 作者: 渡辺彰,斧康雄,永井英明 出版社/メーカー: ヴァンメディカル 発売日: 2018/03/12 メデ…

NTM(非結核性抗酸菌)症の治療は今のままでよいのか?という特集記事をみつけた

「感染と抗菌薬」という医学雑誌を夫が見つけてamazonで買ってくれました。 感染と抗菌薬 Vol.20 No.1 2017: 特集:結核・非結核性抗酸菌感染症の今―併発・合併症としての対策を踏まえて 作者: 渡辺彰,斧康雄,永井英明 出版社/メーカー: ヴァンメディカル 発…

口コミで聞くしかない病気の情報

ネットをさわってると、あまりにたくさんの情報があるので、ここにすべての情報があるような気がしてきます。でも、それは錯覚。 私は昔、つぶれかけた会社でバイトしたことがありますが、そのときほど「周りの人たちとコミュニケーションとっといてよかった…

今週のお題「雪」雪と試食魔

今週のお題「雪」 子供のころ、雪うさぎを作りました。南天の赤い実が目、緑の葉が耳。あまり雪の降らない地方だったので、少しの雪が珍しかったのです。 大人になって東京に出て、はじめて大雪というものを経験しました。東京ってごくたまに大雪が降るんで…

病気関係の検索がやめられない

ときどき病気関係の検索がやめられなくなります。体力落ちてるんだからやめればいいのに、やめられない。その手の本を探すのもやめられない。 なにかいい治療法はないものか。ネットには膨大な情報があり、テレビでは難病から回復した患者の感動的なドキュメ…

点滴の針をジョイント式にしてくれた人に感謝

二度目の入院のとき、アミカシンの点滴をしました。点滴の頻度は一日おき。点滴にかかる時間は40分から1時間程度でした。 点滴の針をさすときの痛さは普通の注射と同じくらい。この針は点滴用のもので、針のおしりにチューブがつながっています。このチュー…

厚揚げでカロリーアップ?

テレビを観ていたらで江戸時代の川越あたりの番組をやっていました。そこで「馬方のスタミナ食として厚揚げが人気でした」というテロップを見て、驚きました。 「え?厚揚げがスタミナ食?」 重労働だろう馬方のスタミナ食が、豆腐をただ揚げたものって… で…

エタンプトールで副作用が出る確率

今日、エタンプトールの副作用について書かれたヨミドクターの記事を見つけました。2015年の記事です。 エタンブトールは、肺結核や、非結核性抗酸菌症の治療に用いられます。ところが、使用した症例の0.5~3%で中毒性視神経症による、徐々に、あるいは…

「あなたの体の9割が細菌」の中の感動エピソード

ちょっと前に読んだ「あなたの体の9割が細菌」は興味深い本でした。今回は、非結核性抗酸菌症とは直接関係ありませんが、感動的なエピソードがあったので、書いておきます。 自閉症と診断された子供をもつ母親が、発症の原因を調べまくり、ついにその原因が…

こんなグッズでトレーニングしてます

こんなグッズを使ってささやかに運動しています。 真ん中の丸いものは栄養ゼリー。150キロカロリーあります 手前の黄色いのがセラバンド。これで胸筋・背筋のトレーニングをします。強度が何段階かあって、黄色は弱いほうから二番目。 奥の大きなピンクの…

入院にかかるお金のこと。高額療養費制度

入院にかかるお金のこと。気になりますよね。 私は2017年と2017年の二回入院しました。期間はどちらも一カ月。 2017年のとき、かかったお金は、差額ベッドなし・食事代こみで144720円。これは領収書が残ってます。 2016年のときには確か8万くらいだっ…

明日は雪らしいので不調です

天気予報では、明日は雪の可能性が。しまった、明日美容院の予約をしてしまっていたんだった。まあ、大した雪ではなさそうだから、予定どおり行きますけれども。 雪を前に、今日は調子が悪いです。痰の出具合もいまひとつで、すっきりしません。 天気に振り…

バレンタインシーズンに、スイート&ビターな小説を

今週のお題「わたしとバレンタインデー」 テレビを見ていると、この季節、毎日チョコレートの情報でいっぱい。スーパーでもコンビニもきれいに包装されたチョコでいっぱい。多少うんざりする気も… でも、もしこの世にチョコレートがなかったら? そんな設定…

「まいにち漢方」という本を買った

amazonでこんな本を買いました。 今日とどいたよ 「まいにち漢方」って単にそういうタイトルなのかと思ったら、まるで日めくりカレンダーのように、その日その日のコメントが書いてあります。 さっそく、今日2月10日を見てみると、「花粉症は免疫反応の総攻…

好きな作家。非結核性抗酸菌症と兄弟分の病気・結核で亡くなった新見南吉

お題「好きな作家」 好きな作家はたくさんいるけれども、非結核性抗酸菌症と兄弟分の結核を患った作家ということで、新見南吉について書いてみます。 新見南吉といえば、「ごんぎつね」。今でも教科書に載っているのかな? 私は新見南吉の作品では、「おじい…

今日は診察日

今日は診察日でした。結果はCRP4.9、レントゲンかすかに改善。でも、うまく痰が出せないまま出掛けたので、呼吸が苦しい。こんなにわかりやすく呼吸が苦しいのに、パルキシオメーターの酸素量は97。まあ正常といっていい値です。 たぶん痰がいやなところにつ…

入院保証人が2名必要といわれた

入院したとき、「入院申込書」というのを書きました。保証人を2名書記入するよう書いてあります。保証人は、「親族または保護義務者、その他医療費について保証できる方」という但し書きつき。 同居している夫だけではダメらしい。私は身内に頼んで記入して…

意外なところでビートルズに感謝

この病気、昔は結核との区別がむずかしかったらしいです。実際、咳こむし、喀血はするし、微熱は続くしで、結核とそっくりではあります。 明治や大正時代の作家には結核を患った人が多くいます。この病気にかかる何十年も前、大学生だった私は疑問に思ってい…

入院したとき、用意したもの

入院のとき、何を用意すればいいのか。 私が入院した病院は「入院のご案内」というパンフレットをくれました。書類や保険証のほかに、患者が用意する日用品としてはこんな感じ。 洗面用具 歯ブラシ、ハミガキ粉、石鹸、ボディソープ、シャンプー、リンス、髭…

薬を飲むのがイヤになる

薬を飲むのがイヤになることがあります。特に理由はありません。一種のスランプかな?ほんとうに薬を飲むのをやめたら、たぶん今より悲惨なことのなるのはわかっているから、結局は飲むんですけれど。 以前、ひと月ばかり入院していたとき、初めのうちは看護…

着る寝袋にちょっとひかれる

エアコンをつけているのに、それでも気が付くと足が冷えきってしまう 。コタツにはいるともう出るのがつらくなる。食後なら寝てしまうことも。ダメだ、これではいけない。 もしかして、これってどうかな? KingCamp 「寝袋 丸洗いOK」「人型寝袋 人型シュラ…

私の歯切れの悪い「鬼は外、福は内!」

今週のお題「わたしの節分」 「鬼は外、福は内!」というのはとても単純なものの考え方。それだけに人間の素直な願いがこめられていると思います。 でも、私は非結核性抗酸菌症というなかなか治らない病気にかかったおかげで、単純なものの考え方に別れを告…

「あなたの体は9割が細菌」読み終わりました。

「あなたの体は9割が細菌」読み終わりました。お腹の調子が悪いのを改善したくて読んだ本ですが、それとは関係なくともおもしろい本でした。 タイトルどおり、自分の体だと思っていた大部分が他者である細菌でしめられているというのは、驚きです。しかも、…