入院したとき、用意したもの
入院のとき、何を用意すればいいのか。
私が入院した病院は「入院のご案内」というパンフレットをくれました。書類や保険証のほかに、患者が用意する日用品としてはこんな感じ。
- 洗面用具 歯ブラシ、ハミガキ粉、石鹸、ボディソープ、シャンプー、リンス、髭剃り、プラスチックコップ、ヘアーブラシ
- パジャマまたはねまき 手術される方は前あきのものが便利です
- 上着 それに類するもの
- 下着
- 室内履き 滑りにくいもの。履物は、かかとがある履物、特にゴム底の運動靴や転倒防止シューズが転倒予防に有効です
- ティッシュペーパー
- バスタオル・タオル
パジャマとタオルはレンタルもありました。
その他、細かいものは夫がネットでいろいろ調べて買ってきてくれました。S字フックとか、ナイロンの手提げ袋とか。なぜ、ナイロンの手提げが必要かというと、荷物の整理をするとき、レジ袋がたてるシャリシャリする音がほかの患者の迷惑になるというネット情報をみつけたから。そうか、気を使うな。(実際入院してみたら、私以外の患者は全員シャリシャリさせていました。S字フックは大活躍。)
「念のために、お箸も買ってきたぞ。」
夫が差し出したお箸を見て、私は心底びっくりしました。これが、真っ青のお箸。ムーミンのかわいい絵のついたお箸ではあるけれども、色が強烈に青。
食欲不振で苦しんでいた私に青いお箸。青が食欲を抑える色だって知らなかったのかな?青いカラーグラスをかけて食欲を落とすダイエット法まであるというのに。
これを作ったメーカーも変だよ。どうしてこんな真っ青なお箸を作って売っているんだろう。
よくわからなかったけど、うろんな顔で「ありがと。」といっておきました。結局、病院ではごく普通の塗り箸が用意されていたので、そのお箸の出番はありませんでした。
これが二年くらい前のはなし。先日、夫のお箸が折れてしまい、代わりがないかと夫が引き出しから引っ張り出したムーミンのお箸を見て、あっと驚きました。
青くない。紫色のお箸だ。
入院したとき、私はエタンブトールの視力障害を経験していました。色の見え方がおかしくなっていて、青と白ばかりが目立ち、黄色も赤も見えない状態だった。だから、紫色のお箸が真っ青に見えたんですね。
あー、夫に文句言わなくてよかった。
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