非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

料理用語って問題あると思う

料理用語って問題あると常々思っています。

わからない人多いんじゃないでしょうか。特に、杓子定規なタイプとか、理科系さんとかは苦手そうな気がします。

まずは「適量」これがすごくハードル高い。
量がまったく書いてない。空気読めって言われても。行間読めって言われても。どうするの?

正解はみも蓋もなく適当な量です。でも、そんなのわかるわけない。

「適量」と同じ扱いで「少々」が使われることから類推して「入れても入れなくてもいいくらいの少量」が現実的な正解。

似たケース「ひとつまみ」

だれのひとつまみでしょうか?お相撲さん?それとも体重25キロの私?

じゃあ、ちゃんと量が書いてある計量スプーンはどうかな?これは一見大丈夫。だけど後で味をみたときにあれっと思うでしょう。

計量スプーンのひとさじは、すりきり一杯。山盛り一杯入れてる人多いと思います。味はとうぜんが濃くなるのでご用心です。

「耳たぶの固さにこねる」なんていう表現も出てきます。これも個人差あるんじゃないかなあ。非常に不安です 。

「びっくり水」っていうのもある。びっくり水は麺類のゆで汁がふきこぼれそうになったときや、ゆで汁の温度を下げたいときに加える少量の水のことです。

そもそも沸騰ってわかってないかもしれません。沸騰=水温100度という認識はあっても、お茶ひとつ入れたことがないなら、沸騰がわからないかもしれません。

鍋の底から、深海魚の目玉のような大きな泡がふきあがってきたら、それが沸騰です。鍋の上、空気と水が接している界面から気化しているのではなく、鍋の底の界面じゃないところから「爆発的に気化」してるのが沸騰です。

料理は科学の視点で見るとおもしろいです。でも、説明はそんなに簡単じゃないんだな。