非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

煎じ薬がうまくできない

煎じ薬の煮詰め加減がまだよくつかめません。

 

このあいだは、煮詰めすぎて液体がほぼなくなってしまいました。もったいないから、お湯を足してうすめて飲んだけど。

 

煎じ薬の作り方は、500~600ccの水に生薬ひと袋を入れて、火加減はとろ火で50分。このとろ火がちょっとむずかしいんです。なぜかというと、うちのガスコンロはちょっとのことでブザーが鳴ってすぐ火が消えるから。どうやら安全装置の働きでそうなるらしい。

 

で、とろ火にしてはいささか強すぎる火加減でやってしまったりする。結果として煮詰めすぎに。

 

アルミの片手鍋でやっていたときのほうがうまくできていました。わざわざアルミのやかんを買ったのに、虚しいなあ。たぶん、アルミのやかんは底が鍋より薄いからかもしれません。

 

火加減に期待できないなら、水加減しかない。二日分作ってみようかな、それなら水の蒸発する量は一日分より少ないだろう、たぶん。(三日分まで作り置きできるそうです)

 

その考えは間違ってはいませんでしたが、今度は煮詰まり方が足りなすぎて、大量の液体を飲むはめに。うーん、案外むずかしい。

 

なんとしてでも理想的な煎じ方をマスターしなくっちゃ。とっても高い薬なんだし。

 

煎じた薬の出し殻を三角コーナーいらずに捨てるのですが、水で流そうとしても、やかんの底に残るものがあります。白くてさくさくした感じの固いもの。これがなかなか水に流れない。なんだろう、これ。

 

辛夷清肺湯の組成を見てみたら、「石膏」という成分がはいっていました。

 

え?石膏?

石膏デッサンとか石膏ボードのあの石膏?

 

びっくりしたけど、漢方では、解熱や下痢止めによく使われるそうです。豆腐を固めるためにも使われているそうなので、安全面には問題なし。

 

石膏のかけらを流し終わったやかんを見ると、黄色く着色しています。そのうち、においも移ってくると思います。やっぱり、専用にやかんを買ってよかったかもしれません。