非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

背臥位は呼吸に適した姿勢ではない、なんて

どうして急に平らに寝たくなったのか。気になったので、あちこち検索してみましたが、そんなおかしな状態について書いてあるものはなく…(普通、ないよな)

 

しつこく検索していくうちに、障害者の介護に関するサイトを見つけました。このサイトは障害をもつ方がベッドなどでとる姿勢のことを説明しています。

 

姿勢には、何種類かあって

  • 背臥位(あおむけ)
  • 腹臥位(うつぶせ)
  • 側臥位(横向き)
  • 座位(座った姿勢)

 

それぞれ、健康面での長所、短所が書いてあります。どの姿勢がいちばんいいというものでもなく、ひとつの姿勢をつづければ、どの姿勢でもマイナス面がでてきます。

 

健常者が普通に行っている、起きているときは動き、寝ているときは寝返りをうつ、という作業が障碍者の方はできません。そこで、介護する側が工夫してリスクをマネージメントしましょう、という趣旨のサイトなのですが…

 

その中で、「え?」と驚く記述がありました。

基本的に背臥位は呼吸に適した姿勢ではありません。背臥位が長時間続くと舌根沈下、痰の貯留、筋緊張の亢進などにより、呼吸状態が悪化する傾向があります。

 

この記述は、自分で動けない障害者の方むきのものです。だから、自分で動ける、寝返りをうてる私にはあてはまらないはずですが…

 

そのサイトには背臥位を説明するイラストが出ていましたが、三角枕で頭をたかくし、膝をかるく曲げた姿勢は、私が寝るときの姿勢そのものです。

 

待てよ…この姿勢で寝返り自由にうてるかな?横向きにはなれるけど、うつぶせはダメじゃないかな…さばおりになっちゃうよな…

 

もしかして私は寝返りがうちにくい環境で寝ていたのだろうか。この角度じゃないと苦しいからそうしてきて、それが当たり前になっているけど、これが当たり前で長時間っていうのはまずいのかもしれません。最近、あんまり苦しいから昼間も三角枕を使うことが多かったし。

 

もしこの姿勢が長すぎるせいで、痰が溜まりやすくなっているなら、これはちょっと考えたほうがいいような気がします。

 

どうしても平らに寝たい!というのは、体からのメッセージかもしれません。