体の右側だけが膨らんだり、しぼんだり
非結核性抗酸菌症が中年以後の女性に多いのはなぜ?どうも気管支拡張症も女性に多いらしいです。
前回書いたウィンダミア夫人のように、咳も痰もしないことで気管のクリアランスができていない傾向は、現代の女性にも少しはあるのでしょうか?たしかに「カーッ、ペッ」とやっているのは主にオジサン、オジイサンのような気がしますけど。最近ではその姿もあまり見なくなったようで、それはマナー的にはいいことだと思います。
女性のもつ骨格など解剖学的な特徴が、気道をクリアにする上で不利であるという説も…加えて、閉経によって女性ホルモンが減ると、気道を守る力が落ちるんだそうです。
まいったなあ、これはどうすればいいんだか。
とりあえず、腹式呼吸の練習でもするしかないのかな。仰向けになってゆっくり息を吐いて、吸ってを繰り返します。咳きこんだらひと休み。ああ、はかどらない。
胸と腹に片手ずつおいて、胸より腹のほうがより膨らむように呼吸。仰向けの姿勢のまま、なんとなく自分の体を見ると、
「あれ?右側が膨らんでるな」
呼吸にあわせて右側だけが、膨らんだりしぼんだりしています。
前回の診察日に先生が「左の肺はほとんど機能していません」と言っていたのはホントなんだな。どうも毎日息が苦しいわけです。
右肺だけでもないよりはマシ。この右肺が機能低下しないように、なんとかケアしていこうと思います。