息が吸えないんじゃなくて、吐けないんじゃないのか
明日は診察日です。体調は良くも悪くもない。
「息切れがひどいです。」といえば、呼吸器科の先生は、パルスオキシメーターをとりだして、指先の酸素量を測ってくれるでしょう。最近の値は96から97。決して悪い数字ではありません。つまり、酸素は、まあ足りているということです。
だから在宅酸素療法に踏み切れない。患者である私自身も、重たいガスボンベと高い医療費におそれをなしているから、気がすすまない。このところ、こんな膠着状態が続いています。
在宅酸素をやらないとすれば、後はモルヒネ出してもらって、苦しさをごまかすくらいしかやることがありません。これもどの程度効くのかわからない。たぶん、慣れはすぐ出るでしょう。
素人なりに調べてみたところ、どうも私は酸素が吸えないんじゃなくて、二酸化炭素が吐けない状態じゃないかな…
理屈がむずかしくていまひとつ理解できていないんだけど、二酸化炭素というのも、「ただただ排出させればいいジャマもの」というわけでもないらしいです。酸素量と二酸化炭素量との間には、好ましいバランスというものがあるらしい。
肺の中に二酸化炭素がたまりすぎている場合、体全体の酸素量としては足りているとしても、二酸化炭素量とのバランスをキープするために、「多すぎる二酸化炭素にあわせてもっと酸素をとりこめ!」という動きになるんじゃないか。その結果、やたらと息を吸おうとすることになり、それが「息切れ」として意識されてるんじゃないのか…そう私は思っているのですが…
明日、先生に相談してみようと思っています。