腰痛の本は今読んでいるところ
「長引く腰痛は”脳の錯覚だった 名医が教える最新の腰痛改善・克服”」を今読んでいるところです。
慢性の腰痛は、今まで「急性の腰痛が治りきらずに、慢性の腰痛になってしまった」という風に解釈されてきました。私も、なんとなくそうなんだろうと思ってました。でも、どうもそうではないケースが多いらしい。
最初の急性疾患に対して、現代医学の最新テクニックを使った処置を受け、医者の目から見れば「もうどこも悪くない、完璧!」といえるような状態になっても、痛みがいつまでもとれない患者がかなりいるそうです。
そこで、慢性の腰痛特有のメカニズムがあるのではないかという視点での研究がはじまったということで…タイトルの「長引く」がポイントですね。「長引く」腰痛と「長引」かない腰痛を分けて考える、これがポイント。
慢性の腰痛と急性の腰痛と、疾患の上で連続性があるとは限らないのに、それを結びつけてしまうのはだれか?というと、まず患者の脳。ちょっと前までは医者の脳もそう考えていただけに、脳って罪深いものかもしれません。
おもしろい本ではあります。肺のふくらみのセンサーに関するヒントがつかめるといいんだけどなあ。
ホントに腰痛の人には、こっちの本のほうがいいかも。DVDついてるし。
- 作者: NHKスペシャル取材班,小澤恵美,市川衛,浅井健博,
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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明日は、漢方薬局に出かけます。いくぞ、とにかく。