非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

花火が見られてよかった

金曜日の診察日の結果は、CRPわずかに改善、血沈悪化、レントゲン変わらずという微妙なものでした。うーん、そんな感じかなあ。

 

体感的にはよくない感じで、病院から帰ったらもうダウン。買ってきたものを並べてサラダ用に野菜を切るだけ、という夕食メニューも、サラダなしという結果になってしまいました。

 

ただ、土曜日に花火が見られたのがよかったです。家の窓からの、電線越しの、木の枝越しの花火だけれども。

 

そういえばこの花火、去年夫が「この窓から見えるぞ」と教えてくれたんだったな。その時、今以上に体調の悪かった寝床から私は立ち上がって窓から外を見る元気もありませんでした。

 

いつになく夫は何度も誘ってくれました。その声を聞いているうちに、なんだか情けなくなって泣けてきてしまったのを思い出します。せっかくきれいなものを見せようとしてくれているのに、窓のところに行くだけなのに、その気力もないなんて。

 

なんとか立ち上がってちょっとだけ見た花火はやっぱりきれいでした。そのとき、「もしかして来年は見られないかもしれないな」と思ったことを思い出します。別に余命宣告されてるわけでもないのだし、おおげさなんですけど。

 

こうして今年、無事に花火が見られてよかったな。電線越しの、木の枝越しのだけど。

 

来年も見られるかな、なんて思っちゃうあたり、花火って桜に似ています。