非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

退院しました

退院しました。

とはいえ、押さえこめたのはりょくのう菌だけ。

持病の菌はそのままなので、スッキリ快復とはいかないのが残念。

 

一般的には、入院までして治療するとかなり回復する。元気になる。と思われがちです。働きながら休みをとって入院する人は特にそうでしょう。

 

確かに中にはV字回復の方もいると思いますよ。

 

ただ、入院期間が長いと、入院生活そのものによるダメージが大きくなってきます。

 

まず運動不足になります。リハビリは治療メニューにはいっているとはいえ、せいぜい一日一時間程度。

 

今まで通勤や家事をやっていた人は、それがなくなります。

 

これは予想以上にダメージとしてきいてきます。

 

私の場合、家でも寝たきりに近かったとはいえ、病院では看護師さんの付き添いなしでは、トイレに行ってはいけないというスタイルでした。

 

いちいち看護師さんを呼ぶのって、なんか気がひけるんですよね。


しかし、トイレに行くのとリハビリ以外動かないわけだから、トイレまでいくのは、かなり重要な運動になるわけで、遠慮してる場合じゃありません。

 

悩む間もなく、抗生剤の点滴が容赦なくはじまり、そのために下痢をおこした私は気を使っていられなくなりました。


すぐ、呼ぶしかない。お願い、看護師さん、はやくきて。お願いです。


下痢のおかげで一日になんどもトイレにいくはめになりました。結果として歩く能力は保てたというおかしな展開に。

 

トイレまで歩けるか、自分で用がたせるかというのは、すごく大きな問題です。