風邪の見分け方を知りたくて本を買った
誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた
岸田直樹
医学書院
とてもきれいな、未使用かな?って本が届きました。帯に
それって本当に風邪ですか?
新進気鋭の感染症医によるスーパーレクチャー
とある。期待できるかもしれない。読んでみたら平易な文章、これなら理解できるかな。
答えは9ページめにありました。
咳・鼻水・咽頭痛を同時に訴える患者さんは“風邪”である
風邪の本体はウイルス。ウイルス感染の場合、複数の臓器に症状を起こすそうです。
咳は気管支より下の部分、鼻水は鼻、咽頭痛は喉に炎症を起こす。三か所に炎症が起きるわけか、なるほど。
非結核性抗酸菌のような細菌感染の場合、臓器ひとつだけに症状が出るそうで、私の場合、その臓器は肺。
もうひとつ引用。
風邪(ウイルス性上気道炎)による咽頭痛は原則「嚥下時痛」です。咽頭痛の訴えであっても「食べ物や唾を飲み込むと痛いですか?」という質問に「いいえ、痛くありません」と答える場合は要注意です。
嚥下時痛でなく、「咳をした時に喉が痛い」と訴える場合には「咽頭痛がある=咽喉頭の感染」としないほうが安全です。それは咳が強いだけ(むしろ気管支以下の問題)と考えるべきです。
私は自分で喉が腫れていると思っていたけど、食べ物や唾を飲み込むと痛いということはありません。これで、喉が腫れているとお医者さんにいっても、そんなに腫れていないと言われるわけがわかりました。ただ、咳が強いだけってことだったんですね。
咳・鼻水・咽頭痛の風邪の三大症状のうち、私の症状は咳だけ。鼻水も咽頭痛もないわけですから、風邪ではないということになる。体調悪化の原因は持病の悪化ということになるのかな。
なぜ持病が悪化したのかはわからないから、対処法としては無理をしないとか、よく寝るくらいしかない。風邪のほうがよかったわけではありませんが…なんだかなあ…