非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

漢方医にかかったこともある。その3

整腸剤ミヤBMと大建中湯のおかげで、お腹の調子はよくなりました。先生はそれまでの処方に、

小青龍湯

滋陰降火湯

を加えました。

 

私は、

小青龍湯

滋陰降火湯

麦門冬湯

茯苓飲合半夏厚朴湯

大建中湯

の五種類の漢方薬を飲むことに。いくらなんでも種類が多すぎるんじゃないだろうか。この時点で、この先生に通いつづけていいのか迷うようになりました。ただ、漢方の先生を2カ月くらいで評価するのもどうかと思い、もう少し続けることに。

 

先生の指導で玄米食をはじめましたが、もともと痩せすぎな私が玄米食でいいのか不安…私の病気がちっともよくならないので、先生はさまざまに薬を変えます。

 

そのうちに11月になり、私の調子はさらに悪くなりました。咳や痰が増え、熱も以前より高く出るようになりましたが、パートで接客業を続けるために、呼吸器科の先生にロキソニンを出してもらってしのいでいました。ムチャな話だったかもしれない。

 

漢方の先生は私のCRP(炎症反応を示す値)を見て、

 

「非結核性抗酸菌症だけでこんな値がでるのはおかしい。ほかに感染があるのかもしれない。後鼻漏かもしれない。」

 

とはいえ、この病院にほかの感染を調べるシステムはないらしく、検査しましょうとはいいません。耳鼻科に行けとも言わないし。

 

自覚症状として、鼻水も鼻づまりもないんだけどな…

 

結局、先生は辛夷清肺湯を出してくれました。

 

それから10日くらいたって12月。後鼻漏のことが気になったので、耳鼻科に行きました。いろいろ調べたあげく、結果はシロ。炎症もないし、きわめて正常。副鼻腔にもなんにも溜まってないとのことでした。

 

辛夷清肺湯を10日飲んだくらいで後鼻漏がすっきり治るとは思えない。うーん、先生、後鼻漏は間違いだったかもね。

 

呼吸器科での血液検査でも、CRPの改善は特になし。

 

今まで効果を実感できなかったこともあり、この漢方の病院に行くのはやめることにしました。別に悪い人ではありませんでしたよ。たまたま熱が出たままの状態で診察にいったときには、心から同情した表情を見せてくれましたしね。

 

だけどサヨナラ、先生。玄米、やめちゃおうかな。