六君子湯は食欲不振に効くかな?
六君子湯を飲みはじめました。胃腸の弱い人、食欲のない人、食べてもすぐお腹がいっぱいになる人向けの漢方だそうです。たぶん私にぴったり。
エビデンス(科学的根拠)に乏しいといわれてきた漢方ですが、最近は事情が変わってきて、特に六君子湯ではエビデンスがはっきりしてきたみたい。以下は、「がんサポート」というページからの引用です。
六君子湯は、胃もたれ、食欲不振、嘔吐などの症状軽減に用いられ、その効果については患者も医師も実感し、評価されています。私たちの研究によって、六君子湯を構成する8種類の生薬のうちの3種類の成分が、食欲を促進するグレリン(胃から生産される消化管ホルモン)の分泌を増強して、食欲不振を改善するというメカニズムを解明しました
六君子湯で検索したら、がん関係のページがとても多く出てきました。抗がん剤の副作用で食欲をなくす人が多いからでしょう。
胃腸を動くようにして、空腹時にお腹が鳴るように働くのがグレリン。懐かしいな、空腹で胃がぐーっとなる、あの感じ。私はもうここ何年も、それを感じることががありませんでした。いろいろな薬の副作用のせいだったと思います。たぶん、抗がん剤の副作用で苦しむ人たちも、空腹でお腹の鳴る感じを忘れているんじゃないでしょうか。
私は一時期、あくびも出なかった…胃がかたまったような感じで。今はそのときよりはマシですが、食欲旺盛とはとても言えないから、六君子湯に期待したいです。