非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

病気のため退職して1年以上、ひきこもりに近い状態

病気のため退職して1年以上がたち、ひきこもりに近い状態にあります。この状態がよくないことを、最近つよく感じるようになりました。

 

昨日「中高年で“ひきこもり状態”にいる人が全国で61万人を超える」というニュースを見ました。中高年のひきこもりについて国が行ったはじめての調査です。

 

行政のひきこもり対策は今まで「就労支援」にしぼられていたようです。たぶん、それではうまくいかなかったんだろうな。なんとなくですが、うまくいかないような気がします。

 

就労支援して、就職さえできればそれでいいの?

 

仕事を辞めたらひきこもりに近くなる人が多いということ自体が根本的な問題なんじゃないでしょうか。

 

今の体重30キロきっている私に就労は無理だけど、無理じゃないとしても、就労できれば問題解決か?というと違う気がしてきました。なにかの事情で仕事を辞めればまた同じ問題が出てきます。

 

図書館に行くと、定年退職後らしいおじいちゃんたちがいっぱいいます。この人たちの何パーセントかは、たぶん家族以外の人間とほとんど話をしない、ひきこもりの概念にあてはまる人たちじゃないでしょうか。

 

とても寂しい世の中になってしまったのかな?

 

それとも、もっと精神的に自立することが必要で、自己管理も人つきあいも自分で模索しないといけない時代になったのに、それができていないという状態なのかな?

 

私もできていない一人です。過渡期なのかな?よくわからない。