非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

保険とか金融商品に関しては「無条件に信じる」というのが、この時代もうダメかも…でも、薬はどうかな?

かんぽ生命がえらい騒ぎになってますね。私のまわりではたまたま被害がなかったけど、80代の親なんかは郵便局を無条件に信じるタイプだから、人ごとではなかった可能性はかなりあったわけです。

 

保険とか金融商品に関しては「無条件に信じる」というのが、この時代もうダメかもしれないな、と思う…でも、薬はどうかな?

 

もちろん薬だって、無条件に信じてはいけません。でもね、いっぽうで「薬は効くと思って飲んだほうがいい」とも言われているわけです。特に漢方薬ならなおさら。

 

今、私は漢方薬を飲んでいて、少しはよくなってる気がしつつも、体感的には毎日えらくつらい状態です。もう、効いているのかな、ほんとうに。

 

別にあからさまに疑ってかかってるわけじゃないけれど、この病気が治らない歴史が長すぎて、薬に期待する能力が落ちてる気がします。

 

期待しない、ものごとを信じない人間なら、かんぽ生命みたいな件にはひっかからなくてすむのかもしれませんけど。あ、どうかなあ、考えすぎて別のあやしい保険とかにひっかかるかもしれないな。

 

たぶん人間は何にも信じないで生きることはできないので、「だまされないぞー、なんにも信じないぞ-」ってがんばってると、なにか別の何かにだまされるんじゃなかろうか。

 

だから、比較的やばそうでないものを信じて自分をだましてやらなきゃいけない。私のような人間なら、たとえば御神籤ぐらいは信じたふりをして、信じる心を育てたほうがいいのかもしれません。

 

信じて薬飲んで、半分以上プラシーボで治っちゃうのと、信じないで薬飲んでその薬効成分そのもの程度の回復で結局治らないのと、どっちがいいのかといえば、治ったほうがいいに決まってる。

 

治りたいよ、治りたいし、信じたいよ。ほんとはいろんなこと、信じたいんだ。

 

でも、それじゃあ、現代人としては生きていかれない。でも、信じないぞと思っていれば薬が効かない。どうすりゃいいんだろ。

 

とりあえず、毎日勤勉に薬を煎じて飲んでます。ヤケクソで薬をやめる元気もなく。