非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

コンビニでどら焼き買って考えた

寒いですね。当然暖房もつけてるし、背中にカイロも貼ってあるし、もうこれ以上やることがあるとしたら、運動だけ。

 

ちょっと散歩がてらコンビニにいってきました。

 

コンビニではどら焼きをゲット。食べてみると、けっこうおいしい。コンビニスイーツに圧迫されて和菓子屋や洋菓子屋が苦戦しているとニュースに出ていたけど、なるほどなあ、と思います。

 

このクオリティなら、わざわざ和菓子屋にはいったり、テナントで買ったりしなくとも十分満足だと思います。それに、和菓子屋にはいってどら焼き1個だけ買うのは、ちょっとつらい。なんか悪いような気がして。私は古い人間なのかもしれません。たとえ一人暮らしで1個しかいらなくとも、せめて2個くらいは買うでしょう。

 

その点コンビニならほかのものといっしょに買えるから、どら焼き1個でも気が楽です。

 

そのお店に入ってひとつだけ買う、またはなにも買わないっていうのが気まずい。これが小さい個人商店にはいりたくない大きな理由です。

 

アパレルの服屋でゆっくりものが見られないのも同じ理由です。今どきは店員さんもあえてかまってこないけど、それでもなんとなく気まずい。でも、ユニクロなら平気。

 

こうして、相手の人間としての重さが感じられないところでものを買うようになっていく私…最たるものはネット通販。

 

どんなにひとつの商品を買うのにぐずぐずしても大丈夫。いったん買い物かごに入れた商品を取り消してみたり、個数を減らしてみたりしても平気。

 

ネット通販については、家にいるときの適当な恰好で荷物を受け取るのが、すこし気が重い。まあ、家でももっときちんとしていればいいんだけど。消費者のエゴだけでものをいえば、配達員はロボットにしてほしいなんて思ってしまう。でも、これってかなり不健康な考えじゃなかろうか。なんて思っていたら、「置き配」というやり方をAmazonが普及させようとしているらしい。

 

置き場所や宅配ボックスをあらかじめ指定して、手渡しの手間をはぶくシステムです。これなら、適当な恰好で荷物を受け取るストレスはなくなります。顧客側にもAmazon側にもメリットあるから、普及するかもしれません。紛失や盗難のリスクはありますけど。

 

便利でけっこうだけど、私はこうしてどんどん「人間の重さ」から離れていくような気がします。だって、そのほうが気が楽だから。

 

いいのか、それで。

 

そのくせ、このままじゃあ、ひきこもりだよう、と嘆いたりもしています。

 

いいのか、それで。よくないよな。