非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

ゴリラタッピングに効果はあるか

呼吸器リハビリの千住秀明先生のyoutubeを発見してから、腹式呼吸を排痰法をマスターしようと努力中の私です。

 

腹式呼吸のほうはなかなかむずかしく…排痰法のほうがまだ進歩がある感じです。

 

まず、肺の、痰の貯まっているだろう場所を上にして寝転がり、重力を利用して痰を体の真ん中に位置する気道に導きます。その姿勢で口すぼめ呼吸というロウソクの火をゆっくり消すような呼吸をくりかえし、次に口を大きくあけて呼吸し、その後で、エヘン、とせきこんで痰を出します。

 

排痰法の詳細は、youtubeのこちら

 

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多少、うまく出せるようにはなってきましたが、それでも、その後の一日が痰に悩まされないですむとか、息切れが楽になるとかとまではいきません。

 

痰もだらだら出てきますし、息切れもあります。息切れは「どほー、どほー」「ドルルルル、ドルルルル」となぜか口に出していいたくなる、おかしな息切れ。外出時には口に出さないように気をつけていますが、家では口走っています。

 

やだなー、へんな癖がついちゃったんだろうか。

 

やだなやだなとつぶやきつつ、ふと思い出しました。以前、長年枕をすこし高くしないと眠れない状態だったのに、急にどうしても平らに寝たくなったときのこと。

 

そのとき達した結論は、「私の体は痰を出したいんじゃないか」というものでした。平らに寝ることで、痰がたまっている部分から痰をドレナージしたいんじゃないか。だいたい当たっていたと思います。

 

「平らに寝たい」が私の体からの、私へのメッセージなら、「どほー、どほー」「ドルルルル、ドルルルル」もメッセージなんじゃないでしょうか、私の体からの、私への。

 

「どほー、どほー」「ドルルルル、ドルルルル」と言うことに、もしかしたら意味があるのかもしれません。

 

試しに「どほー、どほー」といいながら胸に手をあててみると、胸の前の部分、胸郭のわりと上の部分がふるえています。

 

もしかして、ここの部分をふるわせたくて、へんな声が出したくなるんだろうか。ふるわせることで痰を落としたいんじゃないのか。ということは、胸の前面、上のほうにも痰がたまっているのかもしれない。

 

いつも仰向けに寝ているのだから、重力の関係で痰は背中側に落ちるはずなので、胸の前面にたまっていることは考えにくいのですが。

 

呼吸器科の主治医はいつも背中に聴診器をあてて、「そらりすさん、このあたりに痰がたまっていますよ」と言ってくれます。いつも、背中側の下のほうだけです。そのあたりに痰がたまっているだろうという見立てなのでしょう。

 

 先生を疑うわけじゃありませんが、ここ何年も胸の前面に聴診器があてられたことはありません。

 

もし、ものすごく粘りが強い痰が胸の前面にたまっていたらどうだろう…ものすごくへばりついていたらどうだろう…

 

重力でへばりつきをどうにかできないなら、どうするか。

 

たたけばいい。タッピングです。

 

結局、両方の手で胸をタッピングしてみました。気分はゴリラ。

 

その数十分後、痰がまた出ましたが、タッピングの効果なのかはまだわかりません。しばらくつづけてみようと思います。たいしてたいへんじゃないことだし。