非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

「帰省」じゃなくて「旅行」してくれ!は成功するか

梅雨明けでふつうに暑い夏がやってきました。

 

コロナはどうなるんだろうな、経済はどうなるんだろうな、とニュースを見ていると不安になるばかりだけど、リスクの高い私としては、自粛に近い生活を続ける以外の選択肢はないので、考えようによってはとくに悩まないでいい状態です。

 

選択の余地がある人たちのほうが悩んでいるんじゃないでしょうか。

 

特に帰省とGotoキャンペーン。

 

実家に高齢者がいる場合(たいがいいるだろうな)は帰省はさけましょう。経済をしぼませないために旅行にはいきましょう。

 

矛盾しているようで、まあ、いちおう理屈にはあってはいるのかな?

 

高齢者との接触をさけるのが目的ってことなら。ホテルや旅館に高齢者の従業員はいない、旅行者も高齢者ではない、という前提つきにはなるけれども。

 

理想的には、カップルや家族連れが「帰省」じゃなくて「旅行」してくれるとありがたいんでしょうね。一人旅でも高齢者、持病もち以外ならOK。

 

「帰省」じゃなくて「旅行」してくれ!

 

ってことなら、これ、歓迎する向きもいるんじゃないかと思います。

 

帰省って心から楽しみにしている人もいる反面、義理で行っているけどしんどい、という人もいると思います。

 

今は私は帰省はできないけど、以前、お盆休みに帰省していたころは、正直言って帰省にあまりいい思い出はありませんでした。

 

車で行っても電車で行ってもひどい混雑、年々ひどくなる暑さ…両親と会う以前にもう疲れ切っていました。

 

実家にたどりつくまでがまず苦行…私は子供はいないけれども、子供がいたらまたプラスの大変さがあったと思います。(もっと言ってしまえば、義実家に帰省すればまた違う気が重さが…。)

 

コロナのおかげで普段行っていたことが苦行としてあぶりだされる、ということが起きていると思います。

 

わかりやすいのが満員電車です。それがない状態を一度味わってしまうと、「ああ、本当に苦行だったんだな」と思うことになる…私はお盆の帰省もそのひとつになると思います。親孝行としての帰省、それを暑い暑いお盆にいっせいにするという行動、これって未来永劫つづけなきゃならないのかな?

 

今の私が帰省や旅行ができる健康状態で、「帰省じゃなくて旅行にして」ということになったら、内心「やったー」と思うかもしれないな。

 

 ただ、自分が感染するリスク、旅行先の人たちに感染させるリスク、旅行先の、観光業界以外の人たちの「来ないでくれ」オーラを考えると、やっぱり旅行には行かないかもしれません。

 

このキャンペーンって成功するのかな?まったくわからない。