非結核性抗酸菌症そらりす

非結核性抗酸菌症の患者の日常・投薬歴・入院歴です

筋骨隆々の人がこの病気になる理由

昨日、NHKBSで、「シリーズ 人体 特別版~神秘の巨大ネットワーク▽二集 脂肪と筋肉が命を守る」というのを見ました。このシリーズの別の回を以前見た覚えがあります。再放送みたいですね。

 

このシリーズでまずビックリなのは、臓器同士がメッセージ物質を出すという形でコミュニケーションをとっているということ。「脳が全身の司令塔」という考え方とはぜんぜん違う。

 

しかも、心臓や肝臓などの臓器に加えて、脂肪や筋肉までが「臓器」というではありませんか!驚いたなあ、もう。

 

脂肪は「免疫力を高めて」というメッセージ物質を全身に送っているんだそうです。脂肪ほぼゼロの私の体には、そのメッセージ物質が回ってないんだと思います。だから、免疫力が弱いんだな。

 

10年前に発病したときに診察したおじいちゃん先生が言ってました。

「この病気にかかるのは、あなたみたいに痩せている人が多いんですよ。たまに、筋骨隆々の人がなることもありますが。」

この筋骨隆々の人がかかるっていう意味がそのときはわからなかったけど、今わかりましたよ。

 

筋骨隆々の人=脂肪のない人だとすれば、免疫力は弱いから、この病気にかかってしまうことになります。かっこいいシックスパックめざして無駄な脂肪削りまくると、やっかいな病気をしょい込むことになるかも。

 

脂肪だってちっとも無駄じゃない。意味がちゃんとあるんですよね。この意味ある脂肪をとりもどさないとね。まだ体重28.8キロの私としては。

 

この番組はオンデマンドで配信中です。

NHKドキュメンタリー - シリーズ 人体 特別版~神秘の巨大ネットワーク▽二集 脂肪と筋肉が命を守る